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表装文化とは

「表装文化」はおよそ1500年前より仏教伝来とともに大陸から伝わり、日本特有の形で発展され現代に継承されています。

hyousoutoha.jpg長い歴史の中で、日本の伝統文化を代表する一つとして、掛軸、巻物、屏風、襖や障子などに仕立てられ、室内空間を彩ってきました。時代とともに変化しながら発展し、現代では、熟練した高度な技と伝統文化に関する豊かな知識と経験をもつ名匠たちによって、貴重な文化財の修復や生活空間を演出するインテリアまで、さまざまな分野に生かされています。

表装とは作品を引き立てる全ての要素及びその調和であると考えられます。作品と周りの裂地の調和であり、展示する場所や空間、照明、香り、音など全てが調和して演出されることが表装であると思われます。

とくに昨今では、「和の文化」が再認識されており、私たちの生活の中に表装文化を取り入れ、楽しむアイデアが広がりつつあります。伝統的な手法を基に、和紙のアート作品が国際的な評価を得ていることも、その代表的な例といえます。

これは、国内はもとより海外においても日本の伝統文化に対する関心が高まり、新たに表現されていることに繋がっていると確信しております。

木や和紙、裂地(布地)など自然と融合する表装文化は、今の時代に生きる人たちの心を和ませ、生活に美しい調和をもたらします。

社会環境や生活環境など、私たちを取り巻くあらゆる空間に息づく文化ともいえるでしょう。私どもは、世界に誇れるこの日本の「表装文化」をさらに普及発展させるべく、今後も一層努力を重ね事業に取り組んでまいります。