マスミ恒例の人気ワークショップ
4/18(金)、19(土)の2日間開催された『紙漉き体験教室』。
講師は和紙・襖紙を専門に扱う宇野紙店(文京区)の代表・宇野裕次先生。
マスミでは恒例の人気ワークショップです。
本ワークショップでは、和紙の原料である本楮・トロロアオイに触れて、紙を漉いた後、
うちわ・行燈・パネルの中からお好きな2種類を選んでいただき、作品に仕上げていきます。
更に、今回からの新企画としてご自身の漉いた紙にお好きな写真データをプリントアウトすることが出来る様に!
スマートフォンに入っている思い出の写真や、好きな画像を用いたオリジナルの和紙写真パネルやうちわが作れます。
紙漉き体験スタート
オリエンテーションを終え、漉槽(すきぶね)の中の沈殿した原料が均等に行きわたる様にかき混ぜてから紙漉きを開始します。
実際に紙を漉く様子。実際にすくったら、水平を保ち、前後左右に揺り動かします。
四角い枠は一般に簀桁(すけた)と呼ばれます。
紙を厚く仕上げたい場合は、もう一度すくい上げて層を厚く必要がありますが、上手く行わないと、一度目ですくった層が破れてしまい、やり直しに・・。
でも大丈夫。何度でも挑戦していただけます。
押し花や砂子、水引で和紙に装飾
乾燥工程を終えたら、それぞれの作品の為の装飾へ。
漉いた紙には、押し花や砂子、水引などを装飾したり、絵付けをすることができます。
また、ご自身でご用意いただいた思い出の写真やグッズを漉き込むこともできます。
和紙の脱水・乾燥
作品の装飾が終わったら、脱水の工程に。掃除機を使って水気を一気に飛ばします。
こちらは2人で行う共同作業。掃除機の「グウィーーン」と吸っていく音と紙が吸い付く感触が癖になります。
水気を飛ばしたら、簀桁(すげた)から和紙を剥がして乾燥の工程へ。
上記の鉄板は、内部にお湯が張られたステンレスの台。
ここに和紙を置いて、しわにならぬ様に和紙の上に手ぬぐいなどを上に置き、刷毛で優しく馴らします。
写真データをプリントアウトは、紙漉き後に脱水・乾燥・印刷の工程で
漉いた和紙をお好きなデータでプリントアウトしたい方は、装飾の工程を飛ばし、脱水・乾燥の工程へ。
漉いた和紙のプリントは、少しドキドキする瞬間です。
漉くだけではない、作品づくりを楽しめる紙漉き体験教室
参加者の皆さんと楽しくおしゃべりをしていたら、あっという間に2時間が経過してしまいます。
紙を漉く体験だけでなく、思い思いの作品を作ることが出来るワークショップ。
作品達を実際に飾ったり、使うことができるのも嬉しいポイントです。
次の機会には是非、ご参加下さい!
〈紙漉き体験教室 概要(マスミWEBサイト)〉
https://www.masumi-j.com/2024-22-2025-1-24-2-2-2/
〈宇野紙店 Instagramアカウント〉
@unokami
〈M+ Instagramアカウント〉
@masumi.tokyoplus
マスミ東京 Instagramアカウント
@masumi.tokyo