マスミ東京 文化財修復アーカイブ|第1回
約150年ぶりの奇跡の再会。その襖絵を支えた修復材料の物語。
マスミが携わる文化財修復
大英博物館の日本美術コレクションが来日!

2026年7月25日、東京都美術館で開幕する「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱〜海を越えた江戸絵画」。
本展の大きな見どころのひとつが、大英博物館所蔵《秋冬花鳥図襖》です。
桃山時代末から江戸時代初期に制作されたこの襖絵は、長い年月を経て日本を離れ、大英博物館に所蔵されてきました。そして近年の調査により、青森県・宮越家に伝わる《春景花鳥図襖》や、アメリカ・シアトル美術館所蔵の襖絵と、もともと一連の作品であったことが判明しました。
本展では、それぞれ世界に離れて所蔵されていた襖絵が約150年ぶりに一堂に会します。まさに”奇跡の再会”と呼ぶにふさわしい展示です。
写真:《秋冬花鳥図襖》大英博物館蔵
海を越えた襖絵が約150年ぶりに奇跡の再会!
文化財修復は、見えない素材によって支えられています。
その《秋冬花鳥図襖》の修復に、マスミ東京は修復材料を全面的に供給しました。
修復された作品を見る機会はあっても、その背景にある修復材料に目が向けられることは多くありません。
しかし文化財修復では、作品を未来へ受け継ぐために、和紙や糊、裂地など一つひとつの素材が極めて重要な役割を果たしています。
私たちは長年にわたり、国内外の文化財修復に携わる修復家・博物館へ材料を提供してきました。
私たちは、「修復」という、文化を繋ぐために欠かせないこの仕事に、誇りを持っています。
当時のエピソード
- 修復が行われた年
- どこで修復されたのか
- どんな材料を供給したのか
- どのくらいの量だったのか
- 苦労した点
- 担当者の思い
など。
修復写真










2026年7月25日(土)~10月18日(日)、展覧会で見ることができます。

東京都美術館開館100周年記念
大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画
▼公式サイトはこちら
https://daiei-ten2026.exhibit.jp/
▼ YouTube【大英日本美術展】海を越えた襖絵、約150年ぶりの再会
https://youtu.be/RDCZB2bTMvc?si=vaIV5lHFUoQshHGW
会期が10月までありますので、ぜひ一度会場へ足をお運びいただければと思います。
修復に携わった私たちも、完成した襖を見るのは、実は今回が初めてなので、とても楽しみにしています。
ぜひ続報もお楽しみに。
本記事では、展覧会の開幕にあわせて《秋冬花鳥図襖》と修復当時の記録をご紹介しました。
現在、当時の経緯や修復材料、担当者の証言について改めて取材を進めています。
修復に携わった現場の記録やエピソードは、後日追記・公開する予定です。
ぜひ続報もご覧ください。
