【みんなが選んだ作品第1位!】日本画家・佐藤宏三さん
世界初の新技法「Hidden Art」を考案した日本画家
—光の有無で“二つの姿”が現れる、唯一無二の表現。
- 受賞作品:《祈り 〜阿修羅の娘〜》
- 技法:Hidden Art(蓄光顔料×日本画の伝統技法)
【Hidden Art とは】
蓄光顔料で“隠し絵画”を潜ませる、新しい日本画の表現。
- 通常光では表層の絵が見え、照明を落とすと隠し絵が浮かぶ。
- 構造の一例:
- 第一層:蓄光顔料を膠で練り上げて描く隠し絵
- 第二層:水晶末(乾くと白化)でカムフラージュ
- 第三層:透明感のある染料で別の絵を重ねる
【受賞作「祈り~阿修羅の娘」作画コンセプトの物語について】
私は阿修羅王(アスラ)の娘で、帝釈天(インドラ)の妻、舎脂(シャチー)
父、阿修羅王は、ゆくゆくは娘の私を帝釈天様に嫁がせようと考えていたのに帝釈天様は、父のそんな考えも知らず、私を強奪しました
父は怒り狂って戦闘神の帝釈天様に戦いを挑みました
我々阿修羅族は、たとえ八つ裂きにされても再生する不死身の神族です何度負け、殺されても、繰り返し蘇り、戦いを挑み続けました
一方、いつしか私は帝釈天様を愛するようになり、正式に妻となりましたそれでも父は納得ゆかず、天界全体を巻き込む大戦争を繰り返しました
戦争に負けた方が「悪者」とされるのは歴史の常
父、阿修羅王は平和を乱す悪党とされ、天界から追放されてしまいました
天界から追放された父でしたが、釈尊と出会い、こう諭されます「たとえ帝釈天に非があったとしても、舎脂が正式な奥さんになった後もいつまでも相手を許さず、戦争を仕掛け続けるのは、もはや正義では無い」
この教えに納得し、これまでの罪を懺悔し、釈尊を守る守護神となりました
現在の私は、理不尽に耐え、矛を収め、守護神に徹する父を想って祈ります
帝釈天様どうぞこれ以上、増長することなかれお忘れなきよう、私は不死身、阿修羅の娘
【今回の受賞にあたって】
⚪︎ 作家メッセージ(佐藤 宏三)



左:主催マスミ東京社長 横尾靖 右:受賞者 佐藤宏三
【作家プロフィール】
佐藤 宏三(さとう こうぞう)
日本画家。東京藝術大学日本画専攻・同大学院修了。加山又造に師事。
2021年に新技法「Hidden Art」を考案し実用新案を取得。2022年にパリの展覧会でグランプリ受賞。
以降、国内外で発表を重ね、伝統技法と革新技法の融合で独自の表現領域を切り拓く。
- 受賞・収蔵
- 11th Discover the one Japanese Art 2022 in Paris グランプリ受賞
- 日本文化振興会 国際芸術文化賞(令和5年)
- RBA(英国王立美術家協会)名誉客員会員認定
- 令和5年新時代日仏友好親善大賞
- 第29回日本の美術全国作家選抜展 日本画部門賞
- 第一回藝文協会展 麒麟賞(日光東照宮)
- 靖國神社・鎌倉長谷寺 ほか収蔵
購入・ご相談など
- 公式サイト(https://kozo-sato.art/)・
- 「ツクツク!」(https://ec.tsuku2.jp/shop/0000042153)






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